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FIFAワールドカップ開催地紹介(第2回/サルヴァドール])

2013年12月10日

今回紹介するFIFAワールドカップ開催地はバイア州の州都で人口300万の大都会サルヴァドールです。この街の歴史は古く、インドを目指して航海していたペドロ・アルバレス・カブラル船長率いるポルトガル船団が、新大陸を発見したと印して上陸したポルトセグーロ(バイア州)から北方へ431Kmの海岸に建設されました。カブラル船長らの発見から49年経った1549年の設立と記録されています。

今日のサルヴァドールは、海岸線の平坦地から急に山がせりあがったような二重構造の街です。それぞれシダーデ・アルタ(上の街)、シダーデ・バイシャ(下の街)と名付けられ、両者の高低差は72mもあります。その間をラセルダと呼ばれる27人乗りの巨大なエレベータが上下して、毎日3万人の利用者を運んでいます。ラセルダでの上下移動は片道30秒かかります。

気候は、年間平均気温が29℃の常夏の街。住人の多くはアフリカから渡ってきた人達の子孫で、人口のおよそ80%が黒人または混血というアフリカ系黒人の占める割合が非常に多い地域です。日系人は、バイア州への日本人移民の入植がなかったので、現在ほとんど在住していません。

サルヴァドールは、350もの教会があることから黒いローマとも呼ばれています。アフリカ文化の影響を色濃く受けており、料理や音楽など生活文化全般に及びます。皆さんがよく知るサンバ音楽もサルヴァドールが発祥の地とも言われていますし、格闘技カッポエイラの中心地でもあります。

街角では、バイアーナ(「バイアの女」という意味)と呼ばれる白衣を着た黒人女性たちが屋台をひろげて、名物のアカラジューと呼ばれている椰子油で揚げた海老ダンゴを売っている風景をよく目にします。

バイア州は、ブラジル国内でも美人が多い地域として知られており、ホテルの受付、高級ブティックや土産物屋などで働く女性に美人が多いことに驚かされます。リオデジャネイロやサンパウロでもまずお目にかかれないような、思わず目を瞠る黒人の美人女性に出会うことがあります。

さて、此の地のFIFAワールドカップサッカーの試合場は、アレーナ・フォンテ・ノーヴァという収容能力5万5000人のスタジアム。サルヴァドール市内はミネラルウォーターが湧き出る所が多くあり、このスタジアムも建設時にミネラルウォーターが大量に噴き出したので、フォンテ・ノーヴァ(新源泉)と名付けられました。今は街全体が2014年のFIFAワールドカップを目指して機運が盛り上がっています。

下の街から見た上の街

巨大エレベータ「ラセルダ」の外観

街の風景

博物館前広場

カラジューを売るバイアーナ

島のレストランで働くバイアーナ

遊覧船で歌うサンバチーム

アレーナ・ホンテ・ノーヴァ・スタジアム

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